僕は元気です
あまり書くことと無いのですが更新遅めですが、僕は元気です。
さて、11月も目前でINPO後の自分の肩書きを考えています。
今のところ候補は「腹黒企画」か「HARAGURO PLANNING」なのですが、悪の会社感が欲しいので「腹黒企画」にするかなという感じです。
よくある反社会的組織のダミー会社感があるでしょ?
○○企画という名前を見るとそういう会社なのかなぁと勘ぐってしまいます。
もともと動画を作る時は自分で腹黒企画と脳内で呼んでたのもあります。
誰にも言ったことのない話ですけどね。
動画だけでなく、コスプレや軍装なんかのテーマを決めた撮影イベントを今後やっていきたいななんてことも考えているので結果として「企画」という表現は適切なのかなぁと考えています。
問題は人が集まるのかというところ。
今は地道に広報やりながら遊んでます。
遊びながらですが、しっかりと撮影技術や編集技術の向上をしていきたいんですよね。
ぼちぼちですが、やっていこうと思います。
INPO解散にあたり思うこと
先日発表した通りでINPOを解散することにしました。
休止期間が半分くらいあるのですが、表立って活動していない間もメンバーとのやり取りはしてきたので、本当にINPOの長として5年間を過ごしてきました。
設立当初からふざけた名前だなぁと本人達が一番思ってきたし、今も思っています。
いつかはこのふざけた名前を惜し気もなく誰もが目にしてやるようにしてやろうと目論んでいましたが、部隊としての形をこれ以上維持できないと思い解散という形にしました。
個人レーベルとしてもよかったのですが、INPO結成以前から僕は「腹黒いあれ」という珍妙な名前でPS4を主戦場に活動していて、思い出を引きずって個人のレーベルとして残すくらいならいっその事畳んでしまい、新しく個人の肩書きを付けてしまおうという考えに至った次第です。
こちらの話は近いうちに多分ブログに書くのだと思います。(ほぼ未定)
さて、隊長として最後に色々と振り返らずにはいられますまい。
INPOは当初BF1というPS4のゲームをチームでやるために結成しました。
最初のメンバーは、リーダーに腹黒、副リーダーにパンダ兄弟の兄貴wel、その下に最年少隊員のハセくんやパンダ兄弟の弟えたあなる等数人の仲間がいました。
そこから僕の動画を通して活動を知ってもらい数を増やしINPOだけで11人、兄弟クランAMPMなんてものも登場。
一番多い時には64人しか入れないサーバーを20人以上のINPO関係者が占拠してゲームしていました。
メンバーの中にはBF1の全プレイヤーが17万人の時に武器別のキル数の世界ランクをTOP10入りさせるなんて人もいたくらい遊んでいました。
僕自身も武器別世界ランクでTOP30に入るか入らないかなんて事もあったのでゲーマーとしてはあの頃が一番輝いていました。
今書いているだけでも、「あぁ、あの頃は楽しかった」と本当に思います。
そんな時に愛知県にあるアウトドアフィールドCRAや、広島県にあるアウトドアフィールドハザード広島でのサバゲーオフをしました。
ですので何かの媒体で前にも話ましたが、本当にCRAには思い入れが強いです。
未だに行く度にホームに帰ってきたという感じがします。
こんなに楽しかった活動に陰りが出たのは、僕の現実での生活が忙しくなった辺りからだったと思います。
当時警察官だった僕は人事異動で捜査部門に異動させられ、精神的に追い詰められ趣味のゲームやサバゲーが出来ないほどに衰弱していました。
偶にゲームをしてもCoDを一人で狂った様に黙々とプレイするだけ。
撮影をするも動画に出来ずINPOの表立った活動は減ってしまいました。
当時の僕の目算では、副リーダーのwelがいればクランは成り立つと考えていて、実際かろうじて成り立っていました。
色々あって脱退しましたが、クランINPOを存続させてくれたという意味で彼には未だに感謝しています。
INPOを再起動させる事になったのが、去年の夏頃。
ブログにも書きましたが、連絡を取り合っていたえたあなるの誘いに乗り、これは天啓と僕は転職していました。
INPOについては完全に解散や脱退するタイミングを逃していて宙ぶらりんの状態。
イベントに参加して遊ぶために転職したので個人で活動することにはしていたのですが、その為の筋道が全く定まっていませんでした。
そんな時に他のチームから声をかけられていたえたあなるが、INPOがあるからと誘いを断っていた事を聞き、彼の気持ちに応えるかとINPOの再起動を決めました。
それから今日まで本当に楽しく忙しかったです。
再起動から1年とちょっとぐらいと短い期間でしたが、INPOとしてイベントを2回行い、各イベントに部隊として顔を出し、覚えて貰って、一緒に遊ぶということをしてきました。
この間に知りあった全ての皆様には個人、団体問わず本当に感謝しています。
本当にありがとうございます。
重ね重ねお礼を申し上げます。
新型コロナが流行してからは僕のソロでの活動が増えてしまいました。
「腹黒いあれ」として、短い間とは言え、もともと一人で活動していた身ですし、これ以上隊として形を維持する事にも疑問を感じ初めてしまい、そして既に公表している前述の理由も合わせて解散という流れです。
別に解散する必要も無いのかもしれません。
ですが、結成5年目という節目、現状の活動実態、今後の展開を考えてINPOを解散する事としました。
個人的には一人よがりな所の多い情けない隊長であったなと思うばかりなのですが、メンバーに解散宣言をした時に皆が口々に「楽しかったです。また遊びましょう。」と言ってくれただけでも良かったのかなと思います。
なんとなく湿っぽくなってしましましたが、ここで立ち止まって下を向いていては、楽しいことがしたくてINPOを立ち上げた時の自分、楽しいことがしたくて安定した人生を捨てた時の自分、楽しい事がしたいという理念に賛同し、こんな自分を後押ししてくれたメンバーや、道を違えるも一緒に走ってくれた元メンバーに申し訳が立ちません。
Twitter上では既になんともない風に装っています。
ブログでもこれを最後に湿っぽいのをやめようと思います。
結局僕が生きて楽しんでいれば、今までと大して活動内容に変更はありません。
楽しい事をし続けると決めた狂人の人生をこれからもご覧頂けたらと思います。
【お知らせ】悪の傭兵部隊INPO解散について
悪の傭兵部隊【INPO】に関わって頂いた全ての方々にお知らせとお礼がございます。
2020年10月31日をもちまして、悪の傭兵部隊【INPO】を解散することに致しました。
FPSクランINPO時代から数えまして先月で5周年を迎えましたが、関係各所におかれましては平素より格別のご高配を賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。
解散の理由につきましては、INPOとしての活動実態がほぼ無くなってきており、今後INPOとしての部隊活動を続けていく事が困難であると判断したためです。
私、腹黒いあれの今後の活動と致しましては、これまで通り変わらず、各イベントやショップ様、サバゲーフィールドへ赴きネタ動画やインタビュー動画の作成、当ブログの更新等をして参ります。
他のメンバーは、既に各々で独自の活動をしておりますので、彼らを応援して頂ければと思います。
既に配布してありますINPOステッカーにつきましては記念にそのままお持ち頂ければと思いますが、経営や運営の都合上不要でしたら剥がして処分して頂いて結構です。
本来であれば、お世話になった関係者の皆様に個別のご連絡を差し上げるべきと事と存じますが、ご多忙の事と思いますので当ブログにてご報告申し上げます。
2020年10月19日
悪の傭兵部隊【INPO】隊長 腹黒いあれ
リアルで剣や盾、鈍器を持って大暴れした話【LARP】
最近ブログの更新してませんが、また飽きたわけではありません。
ちょっと仕事がいそがしくてサボれないというそんな感じです。
今後も緩く行きましょうねぇ。
2020年9月20日。
初めて愛知県にある青空ハッスルさんというサバゲーフィールドにお邪魔して来ました。
定例会ではなく、イベントです。
ぷれさん工房さん主催のイベント【プレサバLARP】に行ってきました。
LARPってなに?という方はこちらを一読下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96RPG
大体こんな感じのものなんですけど、プレサバLARPはここまでRPGしてなくて参加条件も装備も色々緩い感じです。
僕は今回Rebellion装備で挑んで来ました。
僕の設定はゾンビウィルスの蔓延により荒廃した世界で、ごみ拾いをしていたら車に引かれて異世界転移してしまったというもの。
エントリーした時はダークソウル的なファンタジー装備で魔族軍に属しようと思っていたのですが、ファンタジー装備が全く思い付かなかったのでRebellion装備で設定にファンタジーをぶちこみました。
今回は単純にゲームに参加というよりは動画素材を撮りに行きました。
僕にはLARPで近接戦上手くなりたいという欲があまりないのですが、近接武器での殴り合いは迫力のある画が撮れそうだぞーと言うことで参加者の皆さんにお声かけして協力して貰うことに。
こんな感じで僕を叩き切ってもらいました。
この動画!撮っている時も、編集している時も楽しい!
そろそろアクションを本当に勉強したくなってきました。
僕は当然やられ役なのですが、やられ役も魅せるやられ方をしないと主役が映えないンですよね。
今後の課題としてやられ役の勉強をしたいと感じました。
誰かやられ役の勉強できる場所やワークショップの情報教えて下さい。
他にもこの撮影をしていく上で、課題も見えてきました。
今回は音声をほとんど入れていません。
というのも、口上をお願いしなかったので入れる意味がなかったんですね。
ゴブリンとスケルトンの方は素で面白い方だったので入れさせてもらいました。
今後も同じ様な活動を色んなイベントでやっていこうという意欲が湧いてきたので、次は口上をお願いしようかなと思います。
後、不自然にズームで終わるカットがいくつかあると思います。
これは演出の都合ではなく、フレームの外で死んでいる筈の僕が動き始めるという失態をしてしまっているからなんですね。
主役がカッコよく決めてるんだから動くなよ!という話なんですけど初めての試みだったのでついやってしまいました。
やられた後10秒から15秒くらいは死んでおく必要があるということがよくわかりました。
後は画角やなんかですが、大まかにはこの二つに気をつけて今後撮影していこうと思います。
LARP系のイベントで僕を見かけることがあったら是非格好良く倒しに来て下さい!
最近はずっとTwitterにはりついていることが多いです。
YouTubeで作った作品を垂れ流したり、色々やってます。
ミシンを使わずにベルト通しを作った話
ベルト通しがないズボンにベルト通しが欲しい事ありませんか?
僕にはありました。
えぇい!無いなら作るしかねぇ!
でも!うちにはミシンがねぇ!
どうする、俺!
ということでパラコードでベルト通しを作りました。
ワークマンのツナギです。
結構しっかりした作りなのにベルト通しが無いんですよね、これ。
僕はツナギを着る時大体上半身脱いで腰に巻いてしまうので、ベルト付けないとずり落ちてしまうんですよね。
じゃあ付けるしかないなと。
ベルト通しを既製品の服に付けるなんてやったこと無いんですけど、要はベルト通しの変わりになるものがあれば良いんですよ。
でもミシン無いしなぁ。
あるのは、パラコードだけ…。
ん?お前がいるだろ!
ということで、パラコードでベルト通しを作ります。
まずはベルト通しを付ける場所に穴を開けます。
身体の正面に二ヶ所。
左右側面に一ヶ所ずつ。
背面に二ヶ所といったところですか。
穴開けに使うのはダイソーで買ってきた穴開けパンチ。
布を紙で挟んでハンマーで叩く!
叩く!叩く!叩く!ひたすら叩きます。
すると、
穴が開きました。
こんな調子で穴を開けていきます。
穴が開いたら次はパラコードを必要な長さと本数切って穴に穴に通すだけ。
ほ~ら、簡単だった!
パラコードはほどけないように内側で本結びにしてあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E7%B5%90%E3%81%B3
これで完成。
ミシン無くても出来るじゃん。
あくまでも簡易的なベルト通しですが、これは結構色んな事に応用出来そうです。
幅を測れば簡易のmolleシステムも作れそうですね。
必要な所にちょっとした作業で付けることが出来るのでオススメです。
服をウェザリングする話(汚し編)
前回のエントリーでウェザリングの準備をしました。
今回は塗装をします。
今回の塗装で使用するのは油性クレヨンと靴墨です。前回のエントリーでツナギとグローブで準備をしましたが、写真だとウェザリングが非常に分かりにくかったので分かりやすいスケアクロウマスクにもウェザリングを施していきます。
まずキャニスターを取り外して、テーピングしていきます。
100円均一にテーピングテープがあったのでこれをキャンパス記事の代わりにしましょう。
良い感じに貼っていきます。
準備が出来ました。
まずは靴墨をまた良い感じに付けていきます。
良い感じにというのは自分の感性に依存するところなのでなんとも言い難いのですが、今回は下地の白がある程度残るように意識してウェザリングしていきます。
いつも靴磨きに使っているので、布についた靴墨をこすりつけるだけでもこれだけ塗装できました。
結構違いますね。
キャニスターにウェザリングを施し、ガスマスク本体にも施します。
目元に影が出来るようなイメージで目元を重点的に汚してみました。
靴墨を布に塗ってわかったのですが、けっこうのびが悪くて玉っぽくなりました。
それでも手でのばしてやると多少掠れが生まれたのでこれはこれで良しとします。
しかし、汚れが足りない。
ということで油性クレヨンを使用。
今回使用したメインカラーは次の通り。
油というか機械油が付いているイメージなので黒色。
埃がつくイメージなのでグレーと茶色の中間色。
土汚れが付くイメージなので赤茶色。
ダイソーの24色入りの油性クレヨンは原色ではなくて微妙な表現しにくい色がけっこう入っています。
ウェザリングにはオススメですね。
後はほんの少しだけ暗い赤も使っています。
当然乾いた血の色ですが、この装備は戦闘員という設定ではないのでそれほど多くの量は使っていません。
黒の下に少しだけ見えるという程度にとどめました。
色を塗っては手で擦るという工程を繰り返してクレヨンを伸ばします。
繊維と繊維の間にクレヨンを塗り込む感じでしょうか。
良い感じに出来上がっていると思います。
後はガスキャニスターのテーピングが黄ばむのを待つだけです。
ツナギにも同様のウェザリングを施しました。
首周りや裾周りは自分の垢で汚れているイメージで黒を使いました。
ここにも埃汚れをイメージした灰色と茶色の中間色を使い、ポケットやお尻に塗っています。
膝や足の裾には泥汚れをイメージした焦げ茶色を塗り込んでいます。
後は服の破れ付近には暗い赤を少しだけ混ぜています。
にしてもスマホの写真だと目茶苦茶分かりにくいのですね。
実物はけっこうウェザリングが施されています。
このキャラクターは左手にフィンガーレスグローブを装備しているのですが、指先についた汚れをズボンに擦り付けて落とすという癖があるため、左足の太ももの部分が他よりも汚れています
また探索中にどこにでも座るため、お尻にも色々な汚れがついています。
グローブにも汚れを付けていきます。
土埃や埃をイメージしたグレーや茶色系で全体を覆い、手の甲にはゾンビを素手で殴ることもあるだろうと赤を差しました。
手のひらは錆びたものを握るだろうとオレンジと茶色の混合粉末を塗っています。
前回の傷を付けた時もそうですが、キャラクターの設定を考えながらウェザリングを施すとキャラクターの存在に説得力を持たせる事が出来ます。
こんな感じで靴墨や油性クレヨンだけでも十分なウェザリングが出来ました。
今回油性の塗料を使ったのは、設定的に油性の汚れが付きやすい環境にいるキャラクターというのが前提にあります。
次はバックパックでも軽くウェザリングを施してみようと思います。
服をウェザリングする話(準備編)
20XX年、アメリカでゾンビウィルスが漏れ出てパンデミックが起こった。
という設定でLayLaxが対ゾンビ部隊ZSRTというシリーズを展開していますね。
今僕はZSRTの敵対組織Rebellion側の設定で装備を組んでいます。
Rebellionのチームカラーは黒地にオレンジなので、現在の自分のカラーであるオレンジと奇しくも一致してしまいました。
必然的に自分はRebellionに所属するしかないんですねぇ。
ということでRebellion装備用に服にウェザリングを施していきます。
僕の思い描くゾンビクライシスというのは、ウォーキングデッドの様な荒廃しつつある世界です。
Falloutの世界観程荒廃してはいないので、既製品の服を形を残したしたままウェザリングしていきます。
イメージとしては着古して捨てるちょっと手前の服ぐらいな感じです。
ZSRTの設定に関しては、公式の方もユーザーの好きなように解釈出来るように大雑把なところしか決めていないため、今回は装備のコンセプトと合わせて解説していきます。
私見ながら現実の2020年の物流、経済、エネルギー資源等々国際的な状況から判断するに、WW3もしくは第二次冷戦の幕開けはそう遠くないと思っています。
経済と政治分野に関して言えば既に始まって久しいとも言えるかもしれません。
ゾンビが闊歩する20XX年はそんな世界の向こう側に起こったと僕は設定しました。
戦中に中国で研究していた病原菌やその研究をアメリカが接収。
その後中国のスパイ活動により流出し、アメリカ本土でパンデミック発生。
その後世界に蔓延しゾンビクライシス化というのが最もらしい流れかなと思います。
昨今のBLM運動の裏には中国共産党の影がというのがまことしやかにささやかれています。
反体制的なRebellionという組織も起こりはそういった反体制運動から派生すると考えるのが自然かもしれません。
そして体制側ZSRTと反体制側Rebellionの構図が出来上がります。
簡易年表にすると
2020年 現在
2020年12月~2023年 WW3
2030年頃 ゾンビクライシス
という流れ。
WW3は西側勢力の勝利で終わりますが、世界は疲弊してしまいます。
傾いていた世界に追い討ちをかけるように起こるのがゾンビクライシスという流れです。
僕が今作っているキャラクターのチヒロ・イシモトは2060年代のキャラクターです。
この頃になると政府というものの機能は著しく低下し、生産性の低下が起こっています。
2060年代でも工場などの生産業界は稼働していますが、生産物は高級品としての扱いを受けるため多くの人が2045年頃までに製造された物質を上手くやりくりして生きている様なそういう世界観です。
前置きが長くなってしまいましたが、この世界観に合わせて装備を作っていきます。
今回は本格的なウェザリングに入る前の準備をします。
やることはおおよそ、「破れ」と「くたびれ」と「擦れ」を作ることです。
先ずはツナギから。
ワークマンのカラーツナギです。
上半身は折り返して腰巻きみたいになってしまうので下半身をメインに加工していきます。
使うのは裁縫バサミと粗めの紙ヤスリです。
先ずはハサミを入れます。
装備の構成上左の膝には膝当てをしないのでここは膝立ちになっときにすれてしまったという設定です。
実際にはいてみてチャコペンで膝の位置に適当に印をつけました。
ハサミで適当に切ったら次は傷を慣らすために紙ヤスリで傷付けたところをこすります。
今回は60番の耐水ペーパーを使っています。
粗い方が繊維を傷つけやすいです。
膝は全体の中でもしっかりとヤスリがけしました。
膝立ちや四つん這いになる事がきっとあると思うんですよね。
こういう風に傷をいれる部分やヤスリがけをする部分は、キャラクターの生活スタイルを想像しながら場所を決めていきます。
お尻、ポケットの端にも重点的にヤスリがけを施します。
圧がかかって擦れるところの代表ですね。
傷を慣らすとこんな感じになります。
結構良い感じに繊維が解れてます。
写真では分かりにくいですが、前面は膝とポケットを中心にヤスリがけしました。
実物を見ると結構白くなっています。
手を入れていないところと比べると経年劣化で色褪せた感じが出ました。
次はグローブです。
このタイプのグローブが余っていたのでこれを右手にはめます。
破れを演出するために刃物で適当に切れ目を入れていきます。
僕は細かい破れを演出するときには手芸用のリッパーを使っています。
なければ適当なハサミで切り込みを入れても良いです。
この後の作業も全てそうですが、傷をいれる場所は作り手のセンスが出るところです。
ものを握るので手のひらには掠れが出来やすいだとか、本人の癖でどこをよくぶつけるだとか、どういう日常生活を送っているかとかそういう事を考えながら傷を付けていきます。
傷を付けたらツナギと同じ様にヤスリがけをしていきます。
新品のグローブも経年劣化でボロボロになっている感じが出せました。
左手用のフィンガーレスグローブも同様に傷を付けます。
拳でゾンビを殴る事もあるだろうということで手の甲のゴムが溶けるくらいにヤスリがけをしました。
新品だったので、全体にヤスリがけをして白っぽくしています。
ここまでで装備の加工の第一段階は終了です。
ちょっとまとめます。
傷をつけて、ヤスリがけをする。
これだけですね。
次回はウェザリングを施していこうと思います。