燃えなかったゴミ

ゲーム実況者から遊び人に進化を遂げた人間のブログ。更新は超絶不定期。

【廃墟】時山第二発電所【1カ所目】

昔から廃墟や心霊スポットが好きで、小学生の頃から人気の無い廃屋に一人で出かけるような事を繰り返していました。

耕作放棄された田園のうち捨てられた倉庫、使っていたメスがそのまま放置されていると噂される総合病院、賑わいを過去に置いてきた観光地のホテル。

大学を卒業するまでに行った数多くの廃墟群達。

県外に旅行する際にも、有名なスポットの探索するほどの廃墟マニアです。

時は過ぎ僕は就職へ。

ついた職業は警察官。

廃墟巡りと言えば聞こえは良いですが、結局は不法侵入。

警察学校での立派な洗脳(社会人化)により廃墟巡り等という悪しき趣味は完全にやめ、警察権力を使い一般人が立ち入り出来ない場所に合法的に業務として入れる様に。

結局エスカレートした廃墟巡りですが、生活が落ち着いてきた今再開しようかなと考えました。

これからは、権利者に連絡を取り入れる所は入って入れないところはドローンを使って外観の撮影を試みようと思います。

今回はそんな第一回です。

 

廃墟に呼ばれる

時山第二発電所の話に入る前に廃墟の何が良いのかちょっとだけ語ります。

ちょっとだけ。

あのノスタルジーな感じが好きなんですよね。

子供ながらに、いつ無くなっても不思議では無いあの空間の退廃的な感じに心を動かされました。

霊的な現象が起こるのでは?とかそんな期待も無くは無いのですが、心霊現象すらもその建物の醸し出す退廃的な雰囲気の演出に過ぎないと考えています。

廃洋館のゾンビみたいな。

風情がありますねー。という感じです。

心霊現象にあったことは一度も無いんですけどね。

ともかくあの退廃的な空気感がめちゃくちゃ好きで、僕が作る写真も結局退廃的な感じや物寂しさを覚える様な作りを心掛けています。(だからウケが悪いのかもしれない

 

chihiro (@cam_movie_photo) / Twitter

↑こちらが作品集

 

実際、街中やイベント会場でもそういう退廃的なノスタルジーって見つかるんですよ。

神戸にて

でもやはり僕の中の根源的なものは、廃墟にあるわけで、たまには現地に行って思い出してあげないとと思うんですよね。

という訳で久しぶりの廃墟探索の再開です。

それでは探索していきましょう。

 

岐阜県時山第二発電所

時山第二発電所岐阜県大垣市の端の方にあります。

goo.gl

場所はココ。

有名なスポットなだけあってGoogleMapにも載っていますね。

県道139号線を西につらつら行くと林道に上がる激坂に遭遇します。

あ、今回ブログなのに写真ありません。ご容赦下さい。(行った後に記事にすることを思いついたなんて言えない

「この先車両が走行するには適した道ではありません」的な看板を目し、車はここに置いておくことに。

激坂をちょっと上ると分岐があり、その分岐を右側へ、そのままつらつらと2キロ程川の上流に上がっていくと現地があります。

https://twitter.com/haragurokikaku/status/1543053579501867009?s=20&t=yGQYlcuN_CWi8Ku11k1ksQ

Twitterに写真が残っていました。

こんな感じに下に10mくらい落ちている崖沿いの林道を歩いて行きます。

場所によっては30m程の高さがありました。

林道には轍がありましたが、軽四で行く方が無難です。

詳しい話は割愛しますが、実はこの後、車で現地に行って車がぼろぼろになりました。

僕が乗っているのはコンパクトSUV

その車で車幅がギリギリだったのでプラドやパジェロ辺りだと谷底に落ちます。

「この先車両が走行するには適した道ではありません」は嘘じゃ無かった!

どうしても現地まで来るまで行きたいという方はジムニーパジェロミニ、軽トラぐらいがオススメです。

僕はもう車ではいきませんが。

 

さて現地に着いても難題が残ります。

何せ現場は林道の反対側の岸にあるからです。

時山第二発電所外観

ではどうやって対岸に渡るのか。

川を歩いて渡ります。

目測ですが、深さは30センチ程、急流の川を歩いて渡ります。

といっても2022年7月時点では先人達が渡した木があり、それを手すりに、川の投げ入れられた石を足場になんとか渡ることが出来ます。

幸いにも僕は履いていた安全靴をちょっと濡らしたぐらいで対岸に渡ることが出来ました。

建物の権利者からしたら堪ったもんではないと思いますが、先人達には感謝ですね。

そんな感じなので現地に行くなら濡れる覚悟で行って下さい。

 

トイレと炊事場

現地の風情は最高でした。

これぞ昭和の工業建築物という感じ。

ただ何があるわけでも無く建物があるだけという感じです。

外観

事前の調べで10年以上前には廃墟になっていたということが分かっていたのですが、そこにはこの落書きは映っていませんでした。

nippon-sumizumi-kanko.com

つまるところそれ以降の作品?ということです。

一つ目のモンスターかわいい

落書きも廃墟らしさを醸し出しているなーと思うので僕はこういうの結構好きです。

わざわざ林道歩いてきて、この画を描いたのかと思うとちょっと微笑ましくもありますしね。

内部の様子は上のリンクを見てみてください。

外から見た感じだと、中にかなりの数のコウモリがいて床もコウモリの糞まみれになっていたので僕は入るのは断念しました。

窓際

まぁ、手を突っ込んで撮影してはみたんですけどね。

良い感じに退廃的な空気感がある写真になりました。

youtu.be

動画はこんな感じです。

そういえばドローンの資格取ったのでドローンの練習もしています。

それは、別の記事にしてみようかな。

今割と時間があるので。

 

最後に

以上廃墟回の1回目(予定)でした。

この先この回を続けて行くか否かちょっと悩んでいますが、時間があるときに記事にしたいと思います。

何せ廃墟を新たに100個行きたいので。

これはその1個目です。

正直廃墟巡りは良い趣味だとは思っていません。(好きですが

法的な問題にしても、危険度にしても他の趣味にした方が良いでしょう。

時山第二はアポ取っていないのと法的にギリギリを攻めたので中に入りたいという方は権利者にアポを取ることを勧めます。

ではまた次回。